前回の続き、なんで危機があるたび、不透明感に包まれたときに円買い、円高になってしまうのんか?でも借金だらけの日本の通貨でしょ?円高はおかしいよね?
国の借金1200兆円超えで、いつ破綻するかわからん国の通貨を、○○危機、○○ショックのたびにリスク回避で買いに走る・・・
なんでやろ?の続きです。
前回は 融資または預ける側の理屈~まで調べてみました。
①安定した収入があること
②よい担保がある(または連帯保証人がいる)
さて①からです。日本には安定した収入(外貨を稼ぐ)があるか?
→ あるんですわこれが、モノを海外に売って黒字、サービスや財貨で黒字。他国には類を見ない安定した収入源があります。
これといって資源なかったんで(ほんとは石炭とかまだある・・・)日本の諸先輩方が苦労しはってモノを売れる状態をつくらはった。(これもまたいつか書きます)
でもモノだけ売るのがメインのときは、原油が上がったり為替の変動あったりするとすぐに赤字で国中みんなでヒーヒーいうてトイレットペーパー買い捲り奪いまくりましたが、
現在は 海外に投資したりして対外資産をふやして、モノ(=貿易)以外のサービスや財貨の収支が常に黒字なんで、
モノ売りの収支が赤字になっても常に外貨を稼ぎ続けています。
その積み重ねが経常収支の黒字が35年連続で続いています。(35年の住宅ローンやったら完済ですわ、これ。)
現在の先進国では、日本だけらしいですよこんな連続黒字なんは。1980年に1回赤字だけ。
②の担保とかぶりますが、対外資産が世界第1位です。(黒字のお金で海外に投資した結果)
昔は貿易収支の黒字が多すぎて、アメリカとかに文句言われましたね・・・最近は程よく多すぎず黒字で35年継続中。
ドイツもにたようなスタイルで、最近は日本よりも外貨を稼いでますが、2000年くらいまでは赤字やったんです。
稼ぎが少なくても、常に35年、「 安定して黒字 」の方が 金貸しには好かれまっせ。
てなわけで日本国は①をクリアしてしまいました。
続きは② 日本国の 担保と保証人 です。
途中でいらんこと書いてしまうんで長くなりますなぁ・・・
上手く短くまとめきれません~
今日もお読みいただいてありがとうございました。