潜在能力や能力開発に欠かせないのが右脳のトレーニングです。
なぜ右脳をトレーニングすることが潜在能力や能力開発を活発にさせることにつながるのでしょうか。
そもそも、人間の脳の発達は20歳くらいがピークですから、20歳を過ぎた後は、脳細胞は少しずつ衰えて、それと同時に脳の力も弱まっていくといわれています。
年をとれば、物忘れが激しくなったり、新しく物事を覚えるのが大変になるというのはそのせいですね。
しかし、脳というのは、使えば使うほど、衰えることがないとも言われています。
そのためには右脳のトレーニングが必要なのですが、右脳というのは直観や感性の司っている部分と言われ、言葉で物事をとらえるのではなくて、イメージでとらえる部分です。
五感で感じとった感覚、感じたまま見たままのイメージを直感的に認識して判断します。感性、感情、直感、音楽などを司っていて芸術の脳ともいわれています。
左脳にくらべて記憶できる容量も大きいといわれており、多様なデータの中から、必要とされることを無意識のうちに引き出します。
意識していなくても、ピーンときたとか、ひらめいたとか、直感的に答えやアイデアが頭に浮かぶとき、右脳が働いていると思われます。
イメージトレーニングを重ねていくうちに本当に上達したとか、自分が成功している姿を思い描いていたら本当にそうなった、といった話を聞いたことがあると思いますが、それは右脳のおかげと言ってもいいかもしれません。
自分が上達したところをイメージトレーニングしているだけでも、右脳が働いて、右脳によって、鍛えられて成功したり能力が開花することはよくあります。
右脳のトレーニングを毎日続けることで、能力開発につながるのです。